道路のそばでやらない
リフティングをする場合には、空き地や公園のような十分余裕のあるスペースで行うようにしましょう。
道路の近くでやっているとボールが意図せず道路に転がってしまう可能性があります。ドライバーにとっても意図せず突然ボールが転がってくると事故になってしまう危険性があります。危険ですから、「絶対に」路上や道路のそばでリフティングをしないようにして下さい。
また川や池の近くだとボールがその中に落ちてしまうこともありえますから、こういった危険な場所が近くにないかを、しっかり確認して下さい。
やり過ぎない
リフティングは最初はなかなか続かないので、「今日は絶対にここまで上達するんだ!」とあせってやり過ぎてしまうことがあります。
ボールタッチの感覚は慣れるまでは時間がかかり、個人差もありますから、少しずつ続けていくのを大切にしましょう。どんなスポーツでもそうですが、激しい筋肉痛を伴うような過度の運動は、健康には逆効果です。
他の運動以上にリフティングは「遊び」的な楽しさがあるせいか、上達した場合でも、技の向上に熱心になりすぎて、一日の間に長時間やりすぎる、という傾向もあるようです。疲れてきたな、と思ったら少し早めに運動を切り上げるのが、長く続けていくコツだと思います。
左右を均等に鍛える
誰でも利き足というのがあって、右利きの人なら右足のほうがリフティングしやすいと感じるはずです。サッカー選手のなかにも利き足だけを集中的に使う人もいますが、身体バランスということも考えると両足をできるだけ均等に使うほうがいいと思います。
最初は利き足ではないほうは難しく感じるかもしれませんが、徐々にでいいですから意識的に利き足でないほうも使うようにしましょう。
プロ選手のようなアクロバティックな技術は別にして、足先や太モモを使った基本的なリフティングなら、左右均等に違和感なくできるようになるはずです。また両足でできるようになると、片足のみに負担がかかることが少なくなり、疲れも軽減されて長く続けられるようになります。