ダブル&トリプル・インステップ

①2回インステップ(利き足)

「ボールを思い通りに止める」では、自分の利き足でレバンターでボールを上にあげ、反対の足の甲で2回連続リフティング→そのままボールを利き足の甲でピタッと止める、という練習をしました。

今回はまず、この技を両足でやるのが目標です。前回とは反対に、利き足ではないほうの足でボールを止めます。動画では前回、左足を利き足としてやったので、今回は右足でボールを止める練習になっています。(右利きの人は逆の左足でボールをとめる練習になります。)

レバンターのあと、利き足で2回連続リフティングをしたあと、そのままボールを利き足と反対の足でピタッととめます。この動作を繰り返して練習しましょう。


②ボールを止めたら、そのままつづける

練習のしかたは前回と同様です。今度は、ボールをとめたら下に落とさないように注意して、ボールを上に上げて、またインステップ2回→止める、という動作をくりかえします。

利き足でないほうでボールを止めることが、難しい、という人はあまり無理しなくてもいいです。すぐにはできなくても、他の技を練習しているあい間に、少しずつ練習してみてください。最初あまり進歩しなくても、少しずつくりかえすことで、何週間かあとに急にできるようになる場合があります。


③両足交互にやってみよう。

利き足で止める技と、今回の利き足の反対で止める技を交互にやってみてください。

利き足が右の人は、

レバンター→左足インステップで2回→右足でボールをとめる

そのままボールを上げる→右足インステップで2回→左足でボールをとめる

という動作を、できるだけつづけてみましょう。

(管理人は左が利き足なので、動画では説明と左右が逆になっています。)

ボールをとめたときに体のバランスがくずれてしまっていると長くつづけることはできません。片足でのバランス感覚も同時に養うことができると思います。


④インステップで連続3回

これまでやってきた練習をしているうちに、インステップでかなり小刻みなリフティングができるようになっていると思います。次回は、チョンチョン・リフティングというのを練習しますが、今回はその準備として、インステップで小刻みに連続3回やってみましょう。

ふつうのインステップのリフティングをやりながら、タイミングをととのえて、片足でリフティングを3回つづけます。このときにボールを蹴っている足は一回一回地面につけずに、宙に浮かせたままにします。


⑤トリプル・インステップ

2回つづけるのが「ダブル・インステップ」なら3回だと「トリプル・インステップ」となりますね。これだと回数がすぐに稼げてしまいそうです。

今度は、ふつうの1回ずつリフティングは入れずに、両足交互にトリプル・リフティングを続けてみましょう。続けていくと、ボールを真上に軽くあげていても、少しずつ左右にずれてきますね。

そのときに立っている足(軸足)の位置を動かさないでやろうと思うと、ボールが届かなくなってしまいますね。そこで、意識してボールの動きにあわせて、軽く軸足でジャンプするような感じで立ち位置を調整してみてください。


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